DMM TVオリジナルドラマ『外道の歌』が2024年12月6日より配信開始となり、窪塚洋介と亀梨和也がダブル主演を務めることで話題となっている。本作は渡邊ダイスケ氏による人気マンガ『善悪の屑』とその続編『外道の歌』を原作とした作品で、社会の闇に鋭く切り込む復讐劇が描かれる。
カモとトラ、復讐屋として闇に挑む
物語の主人公である鴨ノ目武（通称カモ）を窪塚洋介が、島田虎信（通称トラ）を亀梨和也が演じる。表向きは寂れた古書店「カモメ古書店」を営む2人だが、裏では“復讐屋”として、法の裁きを逃れた加害者に壮絶な復讐を遂行する。被害者の心の痛みに寄り添いながらも、冷徹に悪を裁く2人の姿が、観る者に深い感慨を与える。
窪塚＆亀梨、初共演でお互いに刺激
本作で初共演を果たした窪塚と亀梨。撮影現場では息の合ったやり取りを重ね、まるで本物の“相棒”のように信頼関係を築いたという。窪塚は、亀梨のキャラクターへの深い理解と細やかな演技に感銘を受けたと語り、亀梨もまた、窪塚の役柄に対する真摯なアプローチに刺激を受けたと明かしている。
トラの印象的な姿が話題に
亀梨が演じるトラの長髪とタトゥー姿が注目されている。タトゥーの再現には2時間を要し、原作者の渡邊ダイスケ氏も「僕が描いたトラがここにいます！」と驚きを隠せなかったという。また、関西弁のイントネーションを細かく練習し、筋トレシーンでは何度も懸垂を繰り返すなど、リアルな役作りへの努力が随所に見られた。
亀梨の公式YouTubeチャンネルでは、メイクやエクステによるロングヘアの作成過程、撮影現場での段取り確認、さらには撮影の裏側を収めた密着動画（動画はこちら）も公開されている。
重厚なテーマと監督のこだわり
監督は『貞子vs伽椰子』や『不能犯』などを手掛けた白石晃士氏。復讐と正義の境界線を問いかける本作は、社会の深い問題に目を向けさせる骨太なエンターテインメントとなっている。窪塚と亀梨は、この「攻めの姿勢」に共鳴し、物語の奥深さを表現することに全力を尽くした。
配信情報
DMM TVオリジナルドラマ『外道の歌』は現在配信中。窪塚洋介と亀梨和也の迫真の演技と、復讐屋として生きる2人の男のドラマチックな物語が、観る者に衝撃を与えること間違いなしだ。
