2024年12月8日、アニメ『ONE PIECE』においてフランキー役を演じてきた声優・矢尾一樹さんが、同役を降板することが発表されました。矢尾さんは2005年のキャラクター初登場時から約20年にわたりフランキーを担当してきました。
公式発表
公式サイトおよびX（旧Twitter）アカウントでは、「フランキー役交代のお知らせ」と題し、以下のように報告されています：
「現在、テレビアニメ『ONE PIECE』にてフランキー役を担当している矢尾一樹さんが、麦わらの一味を卒業する運びとなりました。この決定は長きにわたる話し合いを経て決定されたものです。
後任の声優は2024年12月22日に開催される『ジャンプフェスタ2025』のスーパーステージRED内で発表され、矢尾さんの卒業セレモニーも行われる予定です。」
矢尾一樹さんのコメント
矢尾さんは同日、自身のXを更新し、心境を次のように語りました：
「悲しい別れが来てしまった…四半世紀近く共に人生を歩んできたヤツ（フランキー）との別れが…。幽体離脱のような感覚だが、俺の理想としているフランキーとの間に溝ができてしまった。だから俺は一旦サニー号を降りることにした。悔しい！哀しい！でも、ス〜パ〜な後釜を用意したから！12/22のジャンプフェスタを楽しみに。」
フランキーの役割と魅力
フランキーは麦わらの一味の船大工として、船の維持、修繕、改造を一手に引き受ける重要なキャラクターです。ウォーターセブンの伝説の船大工トムの弟子であり、サウザンド・サニー号を設計・建造した人物でもあります。自分の作った“夢の船”で“海の果て”へ到達することを目標に、一味の冒険に加わりました。
さらに、自らを改造したサイボーグでもあるフランキーは、体に隠された武器やギミックを駆使し、多くのファンに愛される人気キャラクターとなっています。
矢尾一樹さんの功績
矢尾一樹さんは、フランキー役のほかにも数多くの名作に出演しています：
- 『機動戦士ガンダムΖΖ』ジュドー・アーシタ役
- 『それいけ！アンパンマン』ホラーマン役
- 『超者ライディーン』ルーシュ・デ・モン／神無聖月役
- 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』日暮起男役
ファンの声
ファンからは、矢尾さんの降板に対する悲しみの声が相次いでいます：
- 「矢尾さん以外のフランキーは想像できない！」
- 「サニー号を降りるなんて言わないで…。」
- 「矢尾さん、本当にス〜パ〜お疲れ様でした！」
矢尾さんが築き上げたフランキー像は、永遠に色あせることなく、ファンの心に刻まれることでしょう。そして、新たな声優が演じるフランキーも、同じように愛されるキャラクターへと成長していくことを期待しています。
